第15巻3702番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3702番歌
| 巻 | 第15巻 |
| 歌番号 | 3702番歌 |
| 作者 | 壬生宇太麻呂 |
| 題詞 | (竹敷浦舶泊之時<各>陳心緒作歌十八首) |
| 原文 | 多可思吉能 宇良<未>能毛美知 <和>礼由伎弖 可敝里久流末R 知里許須奈由米 |
| 訓読 | 竹敷の浦廻の黄葉我れ行きて帰り来るまで散りこすなゆめ |
| かな | たかしきの うらみのもみち われゆきて かへりくるまで ちりこすなゆめ |
| 英語(ローマ字) | TAKASHIKINO URAMINOMOMICHI WAREYUKITE KAHERIKURUMADE CHIRIKOSUNAYUME |
| 訳 | 竹敷(たかしき)の浦辺に色づく黄葉よ。私が新羅に行って戻って来るまで、散らないでおくれ、決して。 |
| 左注 | 右一首大判官 |
| 校異 | 末 未 [万葉集古義] / <> 和 [西(左書)][類][紀][細] |
| 用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、長崎、対馬、地名、叙景、作者:壬生宇太麻呂 |

